株式を所有している会社が合併するそうです!

悩んでいます

今日は株式についての記事です。
現在、私はインデックス投資と株式投資を行っています。インデックス投資は日経平均株価やTOPIXといった指数に連動したファンドに投資することです。

企業というのはそのほとんどが日々利益を生むために活動しており、企業同士の買収や合併ということも起こります。今回は私が株式を取得している企業の合併があり、その取得している株式を持ち続けるか売却しようか悩んでいるというお話です。

株式投資の話

まず、株式投資といっても私のは配当の高い株式を取得し、それを持ち続けることで配当金によって利益を得ようというスタイルです。なので、よく言われる株価の動きを秒刻みに確認して、売ったり買ったりをしているトレーダーとはスタイルが違います。

そして、今回私が株式を取得している合併する予定の企業は合併後消滅する側の会社です。企業の合併が行われる場合、合併後存続する会社と消滅する会社に分かれます。「予定」と書いたのは、株主総会がまだ行われておらず、合併するかどうかは株主総会の議決により確定するため、現時点では予定という表現を使いました。

ちなみに、株主総会とはなんぞや!という方のために補足しておきますが、会社は株主の物なので重要な決定は株主にお伺いを立て、承認を得る必要があります。社長が株式の多くを所有しているパターンが多いので、社長=株主の会社が多いと思いますが、正確にいうと社長より株主の方が立場は上です。

さて、合併により消滅する会社の取得した株式がどうなるかというと、今回は合併後存続する会社の株式と交換という形になりました。株価の比率によって消滅会社の株式から存続会社の株式へのレートは決められています。つまり、10万円分の消滅会社の株式を持っていた場合、10万円分の存続会社の株式へと交換してくれることになります。
今回は色を付けてくれているのかほんのチョッピリ得をするくらいの比率になっています

配当金の話

それでは何が問題かというと、消滅会社の配当利回りより存続会社の配当利回りの方が少ないのです。配当利回りというのは、株価(ちなみに株価は1株あたりの価格です)に対して支払われる配当金の割合を計算したものです。例えば、配当金が100円/年支払われるA社の株とB社の株があるとします。株価がA社1000円、B社2000円だとすると、それぞれの配当利回りは、

A社:100÷1000=0.1 → 10%が配当利回り
B社:100÷2000=0.05 → 5%が配当利回り

ということになります。10万円分の株式を取得していた場合の受け取る配当金で考えてみます。

A社:100,000×0.1=10,000 → 配当金の額10,000円
B社:100,000×0.05=5,000 → 配当金の額5,000円

同じ10万円分の株式を取得していた場合でも配当利回りが高い会社の方が受け取れる配当金が高くなります。配当利回りが高い会社の方がいいのか、というと単純にそういうわけではないのですが、今回の場合は配当金の額が少なくなるということに焦点を当てた話なので、その話はここでは割愛します。補足として、明確な基準があるか分かりませんが、配当利回りが3.5〜4%を超えると高配当と言われることが多いように思います。

今後の動き

話を戻しますと、企業の合併により株式を所持している会社で見込んでいた配当金が、今後少なくなってしまうということです。しかも、情報を集めて取得するに値すると判断した会社の株式が、どんな企業かもわからない会社の株式に交換されてしまうという状況になってしまいました(笑)

株式の売却も検討しましたが、合併が発表されてから存続会社も消滅会社も株価が下がり続けており、売却するタイミングを逃してしまいました。この動きを見ると市場からは歓迎されていない合併なのか(笑)と思ってしまいます。

存続会社の方を調べてみましたが、幸い経営状況が悪いということは無いようなので、合併を機に成長して配当金を増やしてくれることに期待する気持ちもあり、損切りをするのか、所持し続けて今後に期待するのか悩んでいるところです。

配当金の見込みについては、「合併があるので未定」ということで何かの圧力が掛かれば増えたりするのでしょうか(笑)
とりあえずは総会の次第ではありますが、株式を所有し続ける方向で考えようかと思います。

今回は株式投資についての話を書いてみました。また、いろいろな話を記事にしていこうと思うので、気になる話題があればコメント欄から教えてください。
それでは今日はこのくらいにして、また次回〜

コメント

タイトルとURLをコピーしました